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朝瀬蘭のコメント
(メディテーション=瞑想)
僕が作曲活動を続けていくうちに、リスナーの方々から「すごくよく眠れる」とか「集中できて仕事がはかどる」とかいった声を多く寄せられるようになりました。
この話が、私の友人を介してある医師に伝わり、「医学的に検証してみるとおもしろい結果がでるかもしれない」と関心をもっていただきした。
そこで、医師の指導のもとに検証を行ったところ、曲を聴く前と後では、血液中の免疫細胞に変化が現れる、というデータが出たのです。
当初、それがどのくらいすごいことなのか、僕自身よく理解していなかったのですが、安保先生によると、これほど免疫が高まる音楽は今までにありえなかったとのことです。
僕が、目指していたメディテーションが、科学的にも正しかったことを確認でき、うれしく思いました。現代社会はストレスにあふれています。この「免疫アップCD」を、皆さんの心と体の健康のために役立てていただければと思っています。
朝瀬蘭の音楽CD検証結果
朝瀬蘭の音楽は「癒し効果」と「覚醒効果」の両方があると検証されました。
朝や試合・会議の前などに聴くと、リラックスしながら集中力が高まる。
新潟大学大学院医歯学総合研究科
(国際感染医学講座)
免疫学・医動物学分野 教授 安保徹
メディテーション音楽の特徴は身体のリラクゼ-ションをもたらしつつ、その一方で精神の集中力を高めます。この点が身体と精神のリラクゼーションを得ることを目的としたヒーリング音楽との根本的な相違です。
人間の体の自律神経は交感神経と副交感神経のバランスにより支配を受けます。リラクゼーションは副交感神経の支配を受け、精神集中は交感神経の支配を受けます。
人間の体はストレスが加わると交感神経の支配が高まり、一方、食事の吸収・消化は副交感神経の支配を受けリラックスした状態で促進します。気圧が高くなると交感神経が優位となり気圧が低くなると副交感神経が優位になることが知られています。
気分が躁状態の時は交感神経が優位であり、鬱状態の時は副交感神経が優位になります。たとえば陸上競技の直前に副交感神経が優位であれば集中力が働かず力を出し切ることが出来ません。一方、交感神経が過度に優位になれば体の筋肉は緊張しこれまた力を出し切ることができません。
同じことがスポーツのみではなく受験の時にもいえます。すなわち副交感神経が優位であれば集中力を欠いて力が出し切れませんし、反対に交感神経が極端に優位になれば緊張に繋がり柔らかな思考の妨げになります。
交感神経が優位に働くと血液中の白血球の中の顆粒球の割合が増加し副交感神経の支配を受けるリンパ球の割合が低下し、副交感神経が優位に働くとその反対に顆粒球の割合が低下しリンパ球の割合が増加することが知られています。
メディテーション音楽は身体のリラクゼーションをもたらしつつ、集中力を高めます。
ボランティアの皆さんに朝瀬蘭のCDを聴く前と聴いた後に採血に協力していただき、顆粒球とリンパ球の比率の変動を調べたところ、統計学的な有意差をもって朝瀬蘭のCDを聴いた後に顆粒球の比率が増加し、リンパ球の比率が低下しました。

この結果は集中力が高まったことと関係していると判断できます。しかし、重要なことはその状態にあっても過度な緊張は無く気持ちはリラックスしていることです。
したがいまして、スポーツ競技会、試合の前、試験の前、重要なプレゼンテーションの前などにメディテーション音楽を聞くことによりリラックスしつつも集中力が高まり、持っている力を十分発揮することにつながることが期待できます。
また、あわただしい1日の日課が始まる前にメディテーション音楽を聴くことも集中力が高まり効果的な活用法といえます。
【参考文献】
「免疫革命」安保徹著 講談社インターナショナル
「医療が病をつくる」安保徹著 岩波書店